2015年5月13日水曜日

ハンカチノキ (2015-1), 新芽・蕾・開花・落花・展葉

Davidia involucrate

我が家のハンカチノキに,今年は 200 個ほどの花が着いた.新芽が付いてから,花が落ちるまでの経過を画像で追ってみる.


四月下旬に,枝に新芽が付き始め,その芽が開いて葉らしくなるが,その中には白い苞になる芽が見える.特有の香りがしてくる.
緑色がかった苞が開くと,だんだんと真っ白になって,その中から丸い花が姿を現す.


五月上旬には雄花・両性花とも苞が展開して,目立つようになるが,今年は暖かかったためか,葉の展開も速く,その中に見え隠れするようになった.


五月上旬から,まず雄花の花と苞が,その後,受粉した両性花の苞がばらばらと落ちて,地面に散り敷く.小さな丸い果実がぶら下がるが,葉の影で目立たない.

今年はポスターを描いて,開花のお知らせをしたが,どのくらい皆様に見てもらえたか,不明.大きな木のわりには鑑賞時期が短い.寒い環境の方が花が葉に隠れず,白い苞が目だって見るにはよろしいようだ.

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