2010年8月6日金曜日

フイリフモトスミレ(実)~これ何?-1

Viola sieboldii f. variegata芭蕉の奥の細道をたどるバス旅行で訪れた日光の古刹.参道の鬱蒼たる杉木立の下の苔の中に埋まるように生えていた,はじめてみる草本.長径3cmほどの葉にはシクラメンの葉のような白い斑が葉脈にそって入っていた.花は咲いていなかったが,蕾とも実ともとれるものを先端にうつむいてつける茎が中心に立っていた.
葉の斑の模様と,茎の先に蕾が付いているとするとイチヤクソウの仲間か,しかし,葉に光沢が無く,毛が多い.葉だけ見るとカンアオイの仲間か?でもこれらの仲間の花は地面近くに咲いて,花茎は伸ばさない.

図鑑をひっくり返しても該当するものが見つからない.こんな時は人に訊くのが一番ということで,画像をあるサイトの掲示板に送ってみた.管理者からは,葉の模様の入り方からジンヨウイチヤクソウであろうとの返答.しかし,ジンヨウイチヤクソウなら,葉の表面に光沢があり,先端が凹にへこんでいるはず.そこで属している自然観察会の指導者に写真を見てもらったところ,一目見て,カントウカンアオイであろうとのこと.


どうしても納得がいかないので,宮城教育大学の環境教育実践研究センター  安江研究室  鵜川研究室が運営する「oNLINE 植物アルバム」の~これ何?掲示板 ~(http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/cgi/newkorenani/newkorenani.cgi)に,画像を撮影地の制限情報と共に送ってみた(No.2130).すると何人かからのコメントがあり,最終的にはフカイさんから「葉の斑の入り方、葉の基部、葉柄の付き方、毛が多いということからも「フイリフモトスミレ」で間違いないだろう。」と教えていただいた.

複数の人からコメントをもらえることで,より信頼性が増し,またなぜ,そう判断したのかの根拠も教えてもらえるので,この掲示板は名前の分からない植物を相談するのに非常によいサイトである.

いう事で味をしめ,2つほど追加の相談をした.

- 続く -

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