2010年7月8日木曜日

コバギボウシ(フクリンギボウシ)

Hosta albo-marginata コバギボウシの種小名 albo-marginata は「縁が白い」との意味で,葉に白い縁取りのあるフクリンギボウシ(コバギボウシの園芸品種)が最初に欧州に入ったので,これに対して付けられた.

コバギボウシは花被の内側に濃い紫色の線があるはずなのだが,この花の線は薄い.しかし,オオバギボウシのそれより明瞭で,草姿は全体的に小さく,葉には覆輪が入っているので,コバギボウシの園芸種のフクリンギボウシと考えていたが,だんだん自信がなくなってきた.花被の内側の線が薄いのは日当たりがよくないからか,栄養が足りないからか?違う種の覆輪が入った変種か?
「海を渡った日本の花」のコバギボウシの項にはいくつかの図譜を挙げたが,これより花色も筋も濃紫.

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