2010年6月23日水曜日

タチアオイ(14)

Althaea rosea (14)花弁の先に切れ込みが入った白い花.花は繊細・可憐だが幹は太く,背も高い.

タチアオイ(12) に続いて,正岡子規のタチアオイ(葵,花葵)の句を”ウェブM旅 デスクトップトラベル 子規の旅”より引用

明治31年 咲き満つる葵の花や梅雨に入る 麦藁のたばよせかけし葵哉 半日の嵐に折るゝ葵かな

明治32年 鴨の子を盥に飼ふや銭葵

明治33年 喀血のやむ頃庭の葵哉 梅雨に入る椎の木陰の葵哉 羅を夜の葵にかぶせはや

おまけは,会社に勤めていた時の花仲間,K さんがアンデルセンの故郷,デンマークのオーデンセを昨年の7月に訪れたときに撮ったタチアオイ.おもちゃのような可愛い家には,やさしい桃色の花がよく似合う.十字軍が小アジアから持っていった種の子孫だろう.

これで欧州・米国・日本のタチアオイの画像がそろったので,次は中国の画像が欲しい.

K さんのブログ「くらしのかおり」(http://ameblo.jp/green-panda/)では,家族の一員プチプーのモモちゃんを中心に何気ない日常から幸せの香りが立ち上る.

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