2010年4月7日水曜日

ヒメウズ

Semiaquilegia adoxoides
 目立たないながら,つくりがこっていて魅力的.葉は小型のオダマキのようで,一目で分かる.花もオダマキに似ているが,極小で,距がほとんどないので別属とされている.
 根が烏頭(ウズ-トリカブトの主根塊)に似て小型なためにこの名がついたとされる.しかし,トリカブトのような強い毒性はないようで,漢方では塊根を天葵子といい,清熱、解毒、利尿の効能があるとされている.

数年前の奈良旅行の際,石舞台近くの野原で採取.繁殖力はつよく,日陰でも種でどんどん増えていく.
おまけはそのとき撮影した石舞台の内部.

0 件のコメント: